2020/02/26『個展を終えて』

京都での個展『仏さまと京の都展』、無事に閉幕しました。さすがにウィルス騒動で客足はいつもよりは少なめでしたが、それでもわざわざ足を運んで下さる方々の情熱はすごかったです。

今回はすこし色を意識した作品を多めに用意しました。季節や世情によって色味の人気が変わるんです。その読みはズバリと当たって、おとなしい落ち着いた作品より、躍動感のあるはっきりした色味が人気でした。

そして毎回、個展で感じるのですが(ちょっと汚い言い方ですが)お金を落とす人の目は本当に勉強になります。大切な予算から財布を開いてくださるわけですから……そのセレクト眼が凄いし、その口から出るご意見が何よりも参考になるんです。
毎度のことながら、個展閉幕と同時に「会場ロス」になるのですが、それ以上に手を動かしたく(←製作のこと)なるから不思議です。

次回は、6月17日(水)〜21日(日)で、同会場で予定しています。ギャラリートークや、お向かいの舞踏館の今貂子さん公演、太夫さんともコラボもしたく、すでに練り込んでおります。真言宗寺院での『ブラ法話』ももちろんやります。お楽しみに!